自立循環型住宅設計講習のお手伝い
断熱屋のぼやき
さる4月28日、浦和コミュニティーセンターにて温暖地版 自立循環型住宅への設計ガイドラインについてお話をさせていただきました。今回は74人もの参加を頂き関心の高さを感じました。
昨年秋に発刊されたばかりのテキストで、2020年に義務化される省エネ基準のプログラムの元になっている研究で、内容が盛りだくさん!一日かけた6時間の講習となりました。私は寺尾先生と半分づつ担当だったので、一昨年4時間講習を一人でやった時よりは楽にできましたが、実は聞いている方は大変だったのではと思います(笑)
自立循環型住宅設計とは、自然の風・
光・太陽光・太陽熱・気温・湿度等自然エネルギーの上手な活用法を身近な技術を用いて居住性や利便性を向上させつつ、エネルギー消費を半減することを目指すものですが、いきなりハードルをあげて50%達成しなければと考える必要はなく、ひとつからでも取り組んでいただければいいわけで、参加者からも「難しく考えていたけどとても参考になった」と嬉しい言葉を頂けました。
これからの住宅はこの自立循環型住宅設計を活かした家づくりを活用し、量産メーカーには出来ない家づくりをしっかりと提案していく事が地域ビルダーにとって重要な事ではないかと思います。
今後もこのような情報発信を行っていきたいと思います。