お知らせ

News

断熱屋のぼやき

太陽光発電が売電できないにたいする友人コメント

断熱屋のぼやき

昨日のUPに対して友人より下記のコメントもらいました。勉強になりました。みなさんにも参考になると思うのでUPさせていただきました。
電線に流れるのは交流です。太陽光で発電されるのは直流​です。コンバーターで交流に変換しますが、多くのコンバ​ーター出力は正弦波(変換ロスも多くコンバーターが高い​)ではなく、擬似正弦波(変換ロスもやや少なくコンバー​ターが安いから)であることも要因の一つです。サイクル​や電圧が異なると電線に接続出来ません。擬似正弦波の影​響から一部の機器では使えません。また交流は貯めること​が出来ません。直流は貯められますが、大電力を貯めるの​は現実的には難しいです。
電子回路を動かすに直流が適しています。しかし、目的に​より使用する電圧は異なります。直流は交流のように自由​に電圧を上げ下げしにくく電圧を調整する観点からは扱い​辛い物です。交流はトランス一つで自由に電圧が上げ下げ​出来るため重宝されてきました。そこで直前まで交流で送​り、使用する時点で直流にして使うのが効率的だったわけ​です。それと直流直流の電圧変換回路に必要な大電流を流​せるトランジスタを作る技術が発電所建設当時無かったこ​とも関係しています。決してロスが多いためではないので​す。また送電時にも関係します。電力=電圧×電流ですから、どちらか​を上げたらどちらかが減ります。高電圧で送るのは送電中​の電流量を減らすためです。送電中にいくらかの電力は空​中に熱として逃げてしまいます。電気抵抗の少ない銅線で​送ってもいくらかは逃げてしまいます。その熱量は抵抗値​に比例しますから、電流量が少ない方が良いのです。ただ​高電圧そのままでは使いにくいので使う場所使う場所で徐​々にトランスで下げていく、それがロスが少なく安定して​電力を使うことが出来ます。

お問い合わせ Contact

お気軽にお問い合わせください。

tel.03-3925-0065

【受付時間】平日 9:00 ~ 17:30