パッシブ換気を実現するためには?

パッシブ換気を
実現するための条件

自然の力を利用した換気をコントロールするには、様々な条件をクリアする必要があります。
パッシブ換気を実現するためにはどのような条件があるのか見てみましょう。

パッシブ換気を導入できる家の構造上の必要条件

1.床下給気と排気用煙突

パッシブ換気は温度差を主動力とする換気方式です。つまり給気は低い位置から、排気は高い位置で行うことになります。
「床下から給気」「煙突から排気」が基本となります。

排気用煙突

排気用煙突

施工後

床下への給気口

パッシブ換気用 PV断熱換気筒 L型

パッシブ換気用 PV断熱換気筒 L型
サイズ 167Ф
セット内容 Pトップ・直管・半直管・T字管・壁貫通部材・支持金具

2.基礎断熱

基礎断熱

基礎断熱工法

床下が新鮮空気の取り入れ口+暖房空間+チャンバー空間となるため基礎断熱工法が基本となります。床下空間に乾燥した外気を常に取り入れることで床下の乾燥を保ち、住宅の耐久性も向上します。

3.立ち上がりの少ない基礎形状

立ち上がりの少ない基礎形状

基礎形状

床下をチャンバー空間として利用するために、可能な限り基礎の立ち上がりが少ない形状に計画します。

4.太陽熱利用(給気予熱)

太陽熱利用(給気予熱)

ソーラーウォーマー

床下へ集中して直接供給される外気を予熱し負荷を減らすために、太陽熱を利用した集熱パネルで暖房負荷を減らします。

5.床下暖房

床下暖房

床下用エアコン

床下エアコン暖房と組み合わせることで、外気の給気予熱を兼ねて全館暖房をします。高性能になったヒートポンプ技術を使った暖房で高い省エネ性と快適性が得られます。

6.空気の上昇・下降のための通気壁とガラリ

床面開口と2階へ新鮮空気と暖気を上昇させる通気壁の設置が重要です。ユニットバス周囲の隙間を利用することができます。また天井懐も2階への供給のチャンバーとして機能しますので、循環しやすいように梁下に10cm程度の隙間の確保をします。

排気用煙突

排気用煙突

床ガラリ

床ガラリ

木製床ガラリ

木製床下ガラリ
製品名 サイズ
床材12mm用 D15×W150×L440~1805
床材15mm用 D18×W150×L440~1805

デザイン&高性能 木製床ガラリ

デザイン&高性能 木製床ガラリ
製品名 サイズ
エアトオル W89×L599×H30

7.デマンドコントロール(過換気対策)

デマンドコントロール(過換気対策)

パッシブ換気用排気グリル

室内排気口には室内の湿度を感知して開閉するタイプのものを使用することで、適切に必要な分の換気を確保し無駄な換気を防いでくれます。

パッシブ換気用排気グリルGHN(デマンドコントロール)

パッシブ換気用排気グリルGHN(デマンドコントロール付)
パッシブ換気用排気グリルGHN(デマンドコントロール付)
GHN736
GHN735
製品名 サイズ ダクトコネクター 排気量
GHN736 T160×W260×D30 有り 125φ 15-75m3/h
GHN735 T160×W260×D30 無し 15-75m3/h
(背面プレート取外し時100m3/h)

※GHN735のご注文の際は在庫お問い合わせください。

8.湿度感知型自動給気量制御グリル

床下暖房

サーモフレッシュ

外気温が下がると暖房負荷が増大します。外気温の変化で換気口の弁を自動的に開閉し給気量を調整する「サーモフレッシュ」で、外気温の低下時に給気量を抑え暖房負荷の増大をも抑えます。

9.高気密・高断熱

高気密・高断熱

高い気密性能の確保

パッシブ換気システムを導入するには、空気の流れを厳密にコントロールするために、国の基準をはるかに超える気密性が必要です。設計・施工ともにトップクラスの緻密な技術が求められるため、パッシブ換気の家は極めて優れた高気密・高断熱住宅になります。

必要な住宅性能(温暖地[6地域]の場合)

  • 1.相当隙間面積(C値)1.0[cm2/m2]以下
  • 2.外皮平均熱貫流率 UA値0.56[W/(m2・K)](熱損失係数(Q値)1.9以下)

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