断熱屋のぼやき 一覧
パッシブ技術研究会27年度総会
さる6月12日、池袋明日館においてパッシブ技術研究会第3回総会(27年度)が開催されました。
会員近況報告でもパッシブ換気の事例が増えつつ有り、取り組み事例もだんだん増えてきました。
さらには西は山口県でも一棟パッシブ換気の事例が建築中で将来のメンバー増強の可能性も増えてきました。そして、今年度は11月には世界のパッシブ換気を見に行こうということで海外研修も計画され、ますます活発な活動が予定されています。
総会後の田島先生による基調講演では、「パッシブ換気の測定事例とエネルギー消費量について」講演を頂き、パッシブ換気の優位性がエネルギー上でも評価され温暖地である6,7地域では熱交換よりも省エネなことが分かりました。またソーラーウォーマーの省エネ効果もかなり高い効果を示す事が説明されました。
続いて北海道のJ建築システムさんによるJグリッドポスト工法についての説明を頂きました。パッシブ換気システムは床下空間をチャンバー空間として活用するために、その部分の形状がとても重要で、なるべく障害にならないような基礎形状が求められます。本工法を採用することでそれが容易に実現できる工法として今後の検討課題として会員一同の高い関心がありました。
以上盛会のうちの総会も終了し懇親会へ・・新しいとても良いスタートを切ることが出来ました。
海外研修先下見視察②
続いて場所を移動してこちらはデンマーク
宿泊したシルケボーのホテル。とても綺麗な色あいです。
まずベンチ社へ訪問。簡単な打合せをして工場視察。
こちらは新しく非住宅用のソーラーウォーマー
非住宅では学校やブール、乾燥工場など様々な実績がある。カナダでバスターミナルに使用されたり、グリーンランドの博物館では15年前からソーラーウォーマーだけで暖房している実績もあるとのこと。
各国各種メーカー製品を並べて評価。
いずれの製品もソーラーウォーマーには性能でかなわないことが確認されています。
現在この非住宅用のシュミレーション設計用プログラムとしてはドイツのTSOLとカナダのRETSCREENという2つのプログラムが有るとの事。TSOLの方がお薦めだが有償、RETSCREENは無償。今後田島先生と検証をしていきたいと思います。
また、ソーラーウォーマーの夏の利用でデシカント空調の除湿に使える可能性があり研究中との事です。
デシカントは除湿の時に吸湿した湿気をヒーターで乾燥させるために大きなエネルギーを使いますがここにソーラーウォーマーが使えれば大きな省エネが図れることになります。こちらも今後検討&研究していきたいと思います。
そして今回得た知見で、除湿という観点から見た使い方の場合風量がとても大切ということがわかりました。例えば、地下室の除湿で考えた時、風量が少ないと吹き出し口近辺で湿気を吸収した空気が、室内を移動して外へ排出される前に、温度が下がってしまい折角吸収した湿気が室内の別の場所で放出されてしまうため、逆の別の場所での結露を増長させてしまうというように返って悪影響を及ぼす可能性が高くなるそうです。最近安い中国製に悩まされているが、やはり風量が少ないためこういった問題が多く発生しているそうです。
穀物乾燥等の事例でもやはり乾燥を考えた場合は十分な風量が必要だとのことです。
また夜間放射で3〜4℃程度下げられる効果もあるとの事、夏も夜間冷却に活用できる可能性も検討したいところです。
その後、車で30分ぐらい移動し、ベンチ社が創業以来パートナーとして共同研究を行っている職業訓練大学へ視察の案内をしてもらいました。デンマーク中から学生から社会人まで集まってくるそうです。
学校な配置図です。結構大きい!
ここからはハンスさんと8年の付き合いのペーター教授が案内してくれました。
学校の施設です。ここは建築だけではなく様々な職業訓練が行える施設となっています。
が我々建築なので建築部分中心に案内いただきました。
これは気密測定器です。ここでは大工さんの訓練でも気密測定といった建築の性能面についての知識も身につける事になっているそうで幅広く対応出来る必要があるようです。
こちらはベンチ社の初期の取り組みで、この黒いパイプを不凍液が流れ、地中に熱をためて冬に地中熱ヒートポンプを行う実験のようです。実はベンチ社は今では空気専門ですが、設立当初は水の分野が専門だったそうです。
こちらが教室に設置されたソーラーウォーマーです。写真で見えにくいかもしれませんが屋根の上に乗っかっています。
こちらが室内のソーラーウォーマー温風吹き出し口
こちらが二酸化炭素濃度センサーです。
教室が使用されて室内の二酸化炭素濃度が高まるとソーラーウォーマーが作動し新鮮な温風が供給される仕組みになっています。教室の空気環境を保つために大きな換気風量が必要となりますがその外気が温まって供給されるので暖房負荷を大きく低減させることが出来ます。
こちらでも、とても多くの事・今後のテーマを得られた充実した視察となりました。
海外研修先下見視察①
先日の6月13〜20日で、パッシブ技術研究会で訪問する先の下見と打合せを兼ねて、フランスとデンマークへ行ってまいりました。
まず最初のフランスですが、パリの20区でパリ市の市営住宅現場をメーカーの取り計らいで見学させてもらいました。何と住宅の管理運営会社、設計者、販売店、管理人、メーカーと6人位で案内を頂きました。
建物の上に煙突が見えています。
平面図です。
この物件は住みながらのリノベーションを行った案件で、外断熱改修や窓改修等の性能向上を行い、その結果気密性が高くなることから換気が必要となることから、エネルギー的に有利なハイブリッドパッシブ換気を採用されたそうです。結果としてエネルギー消費でAクラスを達成し補助金が受けられたそうです。
街の不動産屋さんで右図のようなエネルギーパスがこのように表示されています。
既存の建物では新たにダクトを通すことが出来ない事と暖炉用の煙突に使用した縦シャフトスペースが有ることから、既存物件の換気改修には唯一このアエレコ社の自然換気が認められています。特にハイブリッドは低圧力なので煙突のシャフトスペースを活用することが出来るのが大きな特徴です。ハイブリッドにすることで冬のパッシブ換気だけでなく夏もきちんと換気が出来るようになっています。
ここはベランダだった所を室内に広げた改修をしています。
窓用のデマンド給気口
キッチンのデマンド排気口です。ここから煙突につながっています。
説明を受けています。私と田島先生の為に6人も来てくれました^^;
この物件を設計した設計士さんの娘さんが何と今年一年東大へ留学しているそうです。
屋上に上がり煙突を確認!!
こちらはハイブリッド型の自然換気となっていて、冬の温度差が有るときは自然換気をし、夏の温度差がないときはファンが回るハイブリッドタイプで、1年中換気を確保できるようになっています。
当然省エネを狙うのには必需の太陽熱温水器も設置されています。
隣の棟にもハイブリッド型パッシブ換気が採用されています。
最後におまけ^^
小さいですが、屋上から垣間見るエッフェル塔。
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続いてアエレコ本社工場訪問してきました。
工場も倍以上に大きくなり、現在従業員は350名。
私達が取り組み始めて20年弱となりますが、当時からすると会社の規模は数倍以上となりました。
時代が省エネに動いている証拠ですね。
昨年新社屋を建設したそうです。もう立派な大企業です。
こちらは社長が日本的なものが好きなので作らせた日本風の中庭です。
ショールームもかっこよくなっています!
最後に仕事上の打合せを行いとても有意義な一日となりました。
現場もアエレコ社も11月のパッシブ技術研究会の研修視察に快く応じて頂けました。
平成27年度住宅関連の国の主な補助制度
今年平成27年度の国の補助事業です。
せっかく活用できる制度が有りましたら是非みなさんの家づくりに活用して下さい。。
1、地域型住宅グリーン化事業 http://chiiki-grn.jp
①木造の長期優良住宅 100万円
②認定低炭素住宅 100万円
③ゼロ・エネルギー住宅 165万円
2,長期優良住宅化リフォーム推進事業 http://www.kenken.go.jp/chouki_r/
100万円(S基準の場合200万円)
3,省エネ住宅ポイント http://shoenejutaku-points.jp
最大30万円
4,ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス支援事業 https://sii.or.jp/zeh/
130万円
5,既築住宅・建築物における高性能建材導入促進事業 https://sii.or.jp
150万円
東海道2015パート1④
さて、2日目。
実は昨日の夜、雪が結構降ったようで朝起きたら一面真っ白。なので少し朝はゆっくりしてから出発。今日はどうかなと思いながらとりあえず桑名へ向かいました。そうしたら着く頃には天気は思いっきり晴れ!雪もあっという間に溶けてしまいました。

早速7里の渡し場からスタート。まず最初に「伊勢の国一の鳥居」
晴れてきて歩き始めたら昨日とは打って変わって少し暑いくらいでした。

桑名宿の町並み。

面白い街灯

春日神社青銅製大鳥居。桑名に過ぎたるものは銅の鳥居に二朱女郎」と歌われた有名な鳥居だそうです。

街道右手に桑名城跡。優美な姿から「扇城」とも呼ばれ現在は九華公園として整備。

桑名宿はこのあと街道を正確に伝って歩こうと思うと複雑でかなり迷いながら目印を探しながら歩きました。
ガイドに書かれていたこのレトロなブラモデル屋もその一つ。かなりの年代物で何時まで残っているのかなと時代の流れを感じます。何年か跡に歩く人はきっと見つけられない目印になってしまうかもしれません

天武天皇社。天武天皇を祭祀する神社として全国唯一だそうです。

矢田立場跡。復元された火の見櫓がある。

江場松原跡。西に鈴鹿山脈、東に伊勢海が見えるとても景色の良い所で4、50年前までは松並木が残っていたそうですが今は一本も残っていません。

町屋川手前にある伊勢神宮の常夜灯。昔の橋が無いのでここを曲がって国道の橋をわたる。

町家橋を渡り旧道へ戻ると古い家並。懐かしい感じ。

枯れてしまっているが、松並木に混じって植えられた榎が残っている。

鏡ヶ池。奈良時代、聖武天皇が笠を落とし、娘がそれを拾ってさし上げた時、馬上の天皇の姿と見送る娘の姿が、鏡のような池の上に共に映え一幅の絵を見るような光景になった以来そう呼ばれるようになったそうです。

朝明橋を渡り四日市市へ。ところが、順調に歩いていたのですが今日は思わぬ伏兵が^^;。
なんと長男の足が痛くなったということでとりあえず近くの駅までで終了ということに。
なんとか三岐鉄道のガードを超えると富田一里塚。

そして八幡神社の力石。力石とは豊作の願いと村一番の力持ちの競い合いと仕事師の証としての踏ん張りの精神力を意味していたと思われる。

行啓祈念道路碑にて本日は終了となりました。

東海道2015パート1③
笠寺一里塚。現存の塚でとても大きい。立派なエノキも元気です。

笠覆寺。西側の入り口は屋台が出ていて賑わっていた。じつはこの辺で雪がちらつき始めたので足早に先を急いだ。見えにくかもしれないが雨のように白く写っているのが雪です。

色々神社がたくさんあったが上記の通り今日は早く目的地へ到着しようとひたすら通過。熊野三社だけ写真(笑)

いよいよ「宮」の入口裁断橋跡と姥堂跡。

宮宿を抜けたところにある「東海道道標」。東海道と美濃路の分岐点で重要な地点だったとのこと。1790年の建立当時のままだそうです

渡し場の手前にある「鰻・ひつまぶし」で有名な蓬莱軒本店。今回は正月で休みだったが一度食べてみたいものです。

西浜御殿跡。幕府高官や公家、大名の客館として使用されていた豪壮なものだったとのこと。今は跡形も無い。

そして本日の終点、七里の渡し場跡(宮の渡し公園)。

時の鐘。正確な時刻を知らせる鐘で住民や東海道を旅する人々にとって重要な役割を果たしていた。

熱田湊常夜灯

渡し場

渡し場の前にある熱田荘。明治29年に建てられて魚半という料亭で現在は高齢者福祉施設として利用されている。「宮」の景観を偲ばせる数少ない遺構

丹波家住宅。脇本陣格の旅籠屋でこちらも熱田荘の並びにある。

最後に熱田神宮で子供の受験の神頼みをして本日の日程を終了。途中雪で断念かと思いましたが結局やんでくれたので最後まで歩くことが出来ました。(^O^)/

信長塀。今川軍に大勝した戦勝のお礼として、信長はこの築地塀を寄進したもの。

東海道2015パート1②
桶狭間を出てすぐ池鯉鮒と鳴海の間にある宿、有松へ。

有松絞りの産地として繁栄。昔ながらの町並みが残り立派な商家が残る
なかなか美しい家並みです。
白い土蔵造りの有松山車会館

服部家住宅有松における代表的な建物。屋号は井桁屋

唯一正月でも開いていた駄菓子屋。子供たちと昔を懐かしんで駄菓子を買い込み楽しい一時。

中舛竹田荘

竹田家住宅

町中に残る建物

岡家住宅

小塚家住宅。卯建が残っている

多く残る指定文化財です。
有松を後にして鳴海宿入り口にある平部町常夜灯。街道でも有数のものと言われる大きく華麗な常夜灯だそうです。

瑞泉寺。禅宗独特の建築が見事な建物だそうです。

当時酒問屋だった「千代倉」と言う粋な造りの屋敷がありお店になっている様子

途中街道を少し離れ折角なので鳴海城跡を探した。この鳴海城跡公園がそうなのだろう

本陣跡を探すが見つからず、鳴海宿の西側に残る常夜灯に到達。宿の双方に残っているのは貴重との事。

鳴海をでてすぐ鉾ノ木貝塚跡。

東海道2015パート1①
またまた正月に歩いたのを今頃アップです^^;
さて、今回は2015年1月1日知立から。
昔は「池鯉鮒」書きとても読めない字です。そして今回久しぶりに次女以外に長男が参戦し、3人での楽しい東海道歩きとなりました。
この交差点からスタート

すぐに本陣跡の石碑

池鯉鮒は少しわかりにくく知立城跡は見たいと思っていたのだがよくわからず通過してしまい写真に収めることが出来ませんでした^_^;
逢妻橋を渡り池鯉鮒を後にししばらく国道を歩き途中からまた旧道へ。
旧道に入ってすぐにあった洞隣寺と常夜灯。

ここには何度直しても反対側に傾くという豊前(大分県)中津川藩士の墓があるとの事。お手洗いを拝借してちょっと歩くと「いもかわうどん」の標識。東海道の紀行文にいも川うどんの記事が良く出てくるそうで、それが東に伝わって「ひもかわうどん」として東京でもうどんのことを「ひもかわ」とよぶらしい。

この辺は今川の家並みが残り

途中に乗願寺。境内に樹齢850年の立派なシイ。

いよいよ鳴海に入る辺りで阿野一里塚

めずらしく道の両側の塚が残っている。
そしていよいよ桶狭間!!
私は歴史上の人物で織田信長と坂本龍馬が好きなのですが、その一人である信長がなんといっても歴史を大きく動かした桶狭間の地。感無量。

こちらは今川義元の戦死した場所を示す碑

こちらは今川義元の墓

歴史のロマンを感じながら桶狭間を後に。
有松へ向かう途中でみつけた家。(笑)

大泉パッシブプロジェクト見学会
3/6〜8を中心に大泉パッシブプロジェクトの現場見学会を行いました。この物件は弊社のモデルとして建築したもので、パッシブ換気を採用し、床下エアコン一台で全館暖房と低温の床暖房となります。
太陽熱集熱パネル「ソーラーウォーマー」による給気の予熱とデマンド制御による換気のコントロールで暖房費の増加を大幅に抑え、MSグリーンファイバー(沈下防止対策麻入りセルローズファイバー)による超高断熱と高気密を実現しました。
建物そのものが換気装置であり暖房装置となるこの手法は、壊れずメンテナンスがほとんど必要無い、超省エネで快適な空間の提案となっています。
クローズドのご案内とパッシブ技術研究会の皆様含めると延べ100人以上の方にご覧いただき、建築手法による提案とエネルギーを使わない仕組みに高い感心を頂けました。皆様の参考になればありがたいと思います。
今後はデータ取得をして情報発信させて頂くとともに、冬季にパッシブ換気を体感出来る物件として、定期的に見学会を行っていきたいと考えています。

パッシブ技術研究会2月勉強会「住いの健康とパッシブ換気」
先月27日パッシブ技術研究会の2月勉強会がありました。
第一部は国立保健医療科学院の統括研究官、林元哉先生の講演で、テーマは「住いの健康とパッシブ換気」〜シックハウス方施行10年以上を経て改めて換気を考える〜です。
冒頭に、かの有名な吉田兼好の「家の作りやうは、夏をむねとすべし」という文言が、日本の伝統的生活文化・住宅の踏襲につながり、それが冬季の悪い室内環境による不健康につながっている。北海道の住宅は明治以降寒地(欧州)文化を取り入れ冬対策を行った結果、冬の室内は北海道が最も暖かく、脳血管疾患や心疾患の死亡率が顕著に低いことから証明されています。
続いてシックハウスの背景や法制定の背景、発生源対策と換気対策について行われた様々な検証について説明がありました。
特にシックハウス対策に関する現在の課題として、
1,カビ・ダニ調査で常時運転をしていたのが30%しかなく機械換気の実効性が得られていない可能性がある
2,ホルムアルデヒド発生は、5年以上持続性を持っている(初期の発散で終わらない)
3,ホルムアルデヒドが無くなることでカビ等生物汚染の影響が増える
といった指摘もありました。
それか各種類の換気による特徴の説明がありました。
換気性状としては第一種型換気が優れているものの、メンテナンスが適切にされないと全て台無しになってしまう。パッシブ換気は夏季・中間期の住い手の工夫は必要だがそれが可能なら、とても優れたシステムであることが説明されました。特に壊れない、止められないと、機械換気は実際に止められてしまうリスクがない事は大きなメリットになります。
最後に林先生の自宅のパッシブ換気リフォーム例とその効果について紹介され参加者の高い関心がありました。
その後、パッシブ換気でモデルハウスを建てられた(2棟目)コンクスハウジングの熊井戸社長から、体験談ととても快適だという感想の話があり、続いて私から、この冬のパッシブ換気の実測の紹介がありました。太陽熱集熱パネルの性能が十分発揮されていることや、パッシブ換気の室内環境が良好でCO2濃度も十分低く確保されており換気がちゃんと行われていること、全館暖房で温度差がとても少なくしかも暖房費が少ない結果がでた事の発表をさせていただきました。
第二部は場所を移動して大泉パッシブプロジェクトの現場見学会を行いました。
温暖地で3棟目になるパッシブ換気の住宅でかなり突っ込んだ測定検証を行う予定です。
参加者全員改めてパッシブ換気の高い快適性と性能を体感し、驚きの感想を頂きとてもよい見学会となりました。
東洋大学名誉教授の土屋先生も駆けつけて頂き、その後の懇親会まで活発な意見交換がありとても内容の濃い勉強会となりました。