HOME

ニュース 一覧

パッシブ技術研究会7月勉強会報告

7月19日 住宅性能の常識が変わる!~パッシブ換気と超高断熱改修最前線~と題し、大手が真似出来ない技術として当会顧問であり北海道科学大学 教授の福島明先生に一日ビッチリと勉強させていただきました。

IMG_7596

第一部では「パッシブ換気と地域工務店の戦略」と題し、今まで聞いたことが無かったパッシブ換気の開発秘話や歴史、床下暖房やデマンドコントロールとの出会いがパッシブ換気の発展に大きく寄与したとのことでした。そしてパッシブ換気の計画の仕方、ポイントまで幅広く講演頂きました。熱対流換気や上方開放冷房の紹介、ソーラーウォーマーが、アースチューブに依る給気予熱の代替だけでなく床下の湿気対策としても有効で効果が期待できる等夏のパッシブ技術についても紹介頂きました。

最後に地域工務店はいかに戦うのか?というヒントとして、

量産か?(大手)、手作りか?(地域工務店)

という視点で大手に負けない家づくりに取り組んで欲しいとエールをいただきました。

第二部は「超高断熱改修最前線」と題し、大きく分けて2つの手法が紹介されました。ポイントは外装のやり替えや塗装の時に行おうという考え方です。一つ目は耐震性が不足している少し古い住宅向けの事例です。外装を全部剥がすとそれだけで手間とゴミ処理代と大きな費用がかかってしまうため、それを残して耐震断熱改修として活用する方法です。

二つ目は耐震性やある程度断熱性が確保されている、いわゆる築浅の住宅向けの事例です。主にツーバイフォー住宅やハウスメーカーの住宅を対象としていて、発泡系の断熱材を増し張りし、軽い外装材や塗材で仕上げてしまう方法です。この時ポイントとなるのが外側の通気層の処理ですが、この通気層は1,2階の中間当たりにストッパーをいれて空気の流れは止めてしまいます。先に開催された北海道での勉強会で大きく話題になりましたが、ある程度断熱気密されている住宅の室内から通気層に出て来る程度の湿気は、通気層は上下には開放されているため、湿気の拡散で十分排出できるので全く問題ないとのことです。

 

自称「工務店さんの応援団」といつも話される福島先生の講演は、とても多くの示唆に富んだ貴重でかつ大変好評な勉強会となりました。

福島先生、1日2コマと半日近くの長丁場のご講演本当にありがとうございました。

パッシブ技術研究会総会&換気システムの維持管理について勉強会

すっかり過去のことになってしまいましたが^^;パッシブ技術研究会の活動報告をアップしたいと思います。

 

さる6月8日 2017年度の総会が開催されました。

2016年度の事業報告&決算報告、2017年度の事業計画&予算について承認され2017年度が無事スターしました。

IMG_7516.JPG

昨年度の成果物はパッシブ換気カタログ、住まい方マニュアル、そしてHPへの施工事例掲載と大きな成果をあげる事ができました。今年度は暖房旺式研究WGを立ち上げ、新しく調査・研究と取り纏めをしていくことになりました。会員も昨年度は1社、今年度は早々に1社の加盟もあり、ますます活性化していきそうで楽しみです。

総会の後、顧問の高知工科大学 准教授の田島先生に「換気システムの維持管理について」の基調講演頂きました。


IMG_7518.JPG

換気システムの維持管理についてその性能を把握することの大切さ、清掃が行われないと如何に換気の能力が落ちてしまうかを事例を元に説明。最後に室内環境とエネルギーという点から、熱交換換気の実測事例で、清掃を行わないで放おっておくと、なんと7ヶ月後には給気吹き出し口から出ている換気風量は減っていないのですが、フィルターが詰まることにより室内の汚れた空気がうまく外に排出できずに給気吹き出し戻ってしまい、新鮮空気の割合が半分以下になってしまうという驚きの結果となり、十分な新鮮空気の確保が出来ない状況になってしまっていました。

如何に清掃メンテナンスが大事かということがよく分かる講演で、シンプルなシステムな程、換気そのものの目的に対してはアドバンテージが有る事、そんな中でパッシブ換気はとても優れた換気手法であることを再認識することが出来ました。

2部では会員相互の自己紹介&各社のこの一年の取組発表で相互に活発な情報交換となりました。

 

新年あけましておめでとうございます。

新年明けましておめでとうございます。

 

昨今、空き家の増加といった社会的な問題から、新築から中古の活用に世の中の流れが変わり、弊社でも耐震と断熱改修を兼ねた性能向上リフォームに積極的に取り組んでまいります。

 

本年は弊社では設立35周年を迎えます。今までの多くの断熱改修の経験を活かし、新しい断熱改修の手法の開発や事例も増えています。

昨今のテレビ等メディアでもヒートショックによる循環器系の疾患が健康や命に大きく影響を与えるという話題も増え、住宅の断熱性能を向上させる必要性の認識も広がり、MSグリーンファイバーを始めその他様々な断熱工法や材料のご提案のお手伝いをする機会も増えています。

 

また、太陽空気集熱のWEBプログラムへの反映に伴うソーラーウォーマーの基準適合化も引き続き目指しています。

 

本年もキャッチコピー「喜ばれる家づくりを応援する」をスローガンに、皆様の家づくりのお手伝いが出来るように邁進してまいります。

 

皆様のご健勝とご多幸を心よりお祈りいたします。

980059

1 / 11