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住まいから暑さ・寒さを取り除く

様々建築関係の本がありますが、色んな意見や情報が氾濫している現在、知れば知るほどわからなくなっている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
この本はそういった方に(もちろんこれから建築をしようと考えている入門の方にも)是非読んでいただきたい名著です。
著者は北大の名誉教授で室内温熱環境計画の分野において、現在の基礎を築いてこられた大先生です。30年以上前に自邸で高断熱を実現し多くの優秀な研究者が荒谷先生の研究室から輩出されました。
普通なら「暖かい家」「高性能な家」と言った現在の表現とは違い、タイトルそのものが「住まいから暑さ・寒さを取り除く」となっています。建物にとって何が大切か考え方を学べる、そして荒谷先生の哲学が学べる本となっています。
 
それを象徴する表現として
 
・冬の外気は巨大な除湿装置。ただ温めるだけで大量の乾燥空気が得られる
・近代技術が得意とする有償である人工ネルギーの利用が欠点対応型であるのに対して、無償である自然エネルギーの活用は良さ発見型である。
・無償の自然エネルギーは独力では問題を解決し得ない弱さをもち、思い通りになる有償のエネルギーに隠れて目立たない
・無償のエネルギー(自然のエネルギー)は皆さんの廻りに満ち溢れている。それを有効に利用する技術が器としての建築と述べられています
 
そしてパッシブ換気も紹介されています。
 
読んで絶対に損はない本ですのでよろしければご参考下さい。

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高性能建材導入促進事業

今年はリフォーム市場の成長に力を入れている国交省の考え方に応じて「長期優良住宅化リフォーム推進事業」の応募が始まっており、工事費の1/3、上限100万円の補助が得られます。そしてこれから始まる更に上位のレベルであるSランクの場合(殆スケルトンリフォームの場合)になると1/3の200万円の補助金が受けられます。

しかしこの補助事業は要求事項が多く、実際はなかなか使いづらいようです。
実は改修絡みでは環境共創イニシアチブの行っている「既築住宅における高性能建材導入促進事業」というのもあり、こちらは最大1/3、150万円の補助が受けられます。対象は登録された断熱建材のみですが、要求レベルも長期有良化のように構造や維持管理まで問われないので使いやすいようです。
弊社の断熱材も登録予定です。申込期限も6月末までございますのでよろしければご検討されては如何でしょうか?

既築住宅における高性能建材導入促進事業のHPはこちらです。

http://zero-ene.jp/material26/

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